私の対処法

ここでは私のオリジナル対処法をご紹介します。
といっても飛行機恐怖症は「墜ちるかも・・・」という心理的な原因が主なので、
対処法もほぼ心理作戦です。


私の対処法　その１　乗務員さんを見つめる


まず、飛行機という乗り物が安全でないと、

客室常務員という職業は世の中に存在していないと思いませんか？

そして飛行機がけっこうな揺れでも、常務員さんは常に冷静です。

「機体に何かマズい事があればプロとはいえ、顔色が変わるはず！！」

飛行機に乗っている間、私はそう思って常務員さんをよく見つめていますが、

今まで彼女達の顔色が変わったことは一度もありませんでした。

さすがプロ。ホント恋しそうなくらい見つめてますよ。

乗務員さん、いつも冷静でいてくれてありがとうございます。



私の対処法　その２　航空会社を選ぶ


とにかくANAかJAL。

だって日本語通じるし、それだけでも不安が軽減されます。

外国の飛行機には乗りません（笑）

日本の航空会社が絶対安全という保証はないんでしょうけど、気持ち的に。

飛行機恐怖症ってそんなもんです。


国内線で一番効果があったのは「ポケモンジェット」。

子供たくさん乗ってるし、あんなに夢のある機体が墜ちるわけがない。

そう思えました。ピカチュウよ、ありがとう。

一度お試しあれ。



私の対処法　その３　窓は開ける


飛行機が揺れたら、頑張って窓の外を見てみて下さい。

そこには雲がありませんか？雲があると機体は抵抗を受けて揺れます。

船で言えば、波の抵抗で船体が揺れるのと一緒です。

特に離着陸時は雲を突き抜けて上空、または地上へと向かうので、

揺れが大きいのです。

あとは旋回して進路を保つので傾いたりもします。

青い海、青い空、似たもの同士です。


とにかく揺れたら、私は窓の外を見ます。

「雲があるっ。雲の抵抗で揺れてるのね。うん。きっとそう。うん。うん。」

と、自分に言い聞かせています。なぜ今揺れているのか？

揺れの原因が分かれば、少しは気が楽になりますよ。



私の対処法　その４　お友達を探す


お友達と言っても、飛行機恐怖症の人は残念ながら私の周りにはいません。

みんな何の問題もなく飛行機に乗っていて、うらやましい限りです。

一人だけでもこの恐怖を分かち合える人がいれば・・・。

そう思ってネットで色々と検索してみました。

そこで発見したのが、飛行機恐怖症の有名人。


例えば・・・


・江川卓さん
　国内の移動はいつも電車らしい。
　奥様は元客室乗務員なのに・・・。

・武田双雲さん
　飛行機という漢字を見るのも嫌だったらしい。
　書道家なのに・・・。

・パオロ・ゲレーロさん（サッカー選手）
　飛行機に乗れず、チームに合流できなかったらしい。
　男前なのに・・・。


有名人とは実際にはお友達になれませんが、ちょっと勇気がもらえます。

私なんかに比べたら飛行機に乗る回数も時間も多いはずなのに、

頑張っているんだなぁ、と。



私の対処法　その５　映画で号泣


国際線ならば、機内の映画を見るのもいいでしょう。お勧めは感動もの。

間違っても飛行機が出てくるようなアクション映画は見ないように。

ハワイからの帰り、機内で「ショーシャンクの空に」を見たのですが、

これが泣ける泣ける。

口を開けて爆睡している主人（彼は飛行機恐怖症ではない）の隣で、

ひとりボロボロ涙を流して泣いていました。

不思議とその間は自分が飛行機に乗っているのを忘れていました。

まぁ、それでもハワイから日本までは約９時間。長かったです・・・。

飛行時間が１２時間を越すヨーロッパ旅行へは、

当分行けそうにありません（泣）



次ページではそんな飛行時間を少しでも快適に過ごせるような

お勧めグッズをご紹介したいと思います。